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神崎に人が住んでいた歴史は古く、当地にある貝塚「西の城貝塚」は国内でもかなり古い貝塚で、約9,000年前のものと言われています。貝塚の近くには神崎城が築城されており古代より集落があったものと思われ、「麹」を使った豊かな食文化が当地において育まれていったと思われます。また、1,300年以上前の創建と言われている「神崎神社」があることから、太古より飲用だけでなく神々や天皇に捧げるために造られた日本酒の歴史を考えると、古くから当地において日本酒が醸造されていたのかもしれません。このように歴史のある神崎が、最も栄えたのは利根川の水運が盛んだった江戸時代から明治時代。米や大豆などの豊かな農産物と良質な水を元に、大消費地江戸へ向けた日持ちのする発酵食品が盛んにつくられるようになりました。最盛期は半径500mの狭小な地に7件もの酒蔵が軒を並べ、味噌、醤油等の醸造業も発達し、多くの店が河岸周辺の街道に軒を連ねて賑わっておりました。現在の酒蔵や醤油蔵はその時代から受け継がれています。西の城貝塚なんじゃもんじゃの木神崎神社(天然記念物)鍋店神崎東蔵39,000年以上前から人が住み続ける、発酵の里こうざきの歴史

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